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デビルサバイバー2(主ヤマ時々ヤマ主)中心女性向けテキストブログです。
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少年よ我にかえれ1の続きです。まだ終わってません。
アニメ、いよいよ最終回ですね。これ書いてる時点でMBS組は最終回視聴が終わってるんだと思うとうわあああってなります。
関東は明日が最終回なので、それまでにこのアレな話は終わらせてしまいたいです。

以下の表現を含みます。
※アニサバがループしてたら、あるいは前の周回があったらというパラレル妄想。
※当然のように腐ってる。ヤマヒビかヒビヤマ
※名前こそ久世響希ですが、ヒビキくんというかゲームのウサミミさんっぽい。ヤマトさんも同上。
※ヒビキくんの片腕が欠損してる描写有。ぐろはないです。
※基本的にはアニメ寄りですが、ダイチルート、大和の説得あたりから引っ張ってきたネタを含んでいます。


「一回、君とお茶してみたかったんだ」
 肩にうさぎを乗せ、邪気のない顔で青い瞳の少年は笑う。彼の希望に沿って大和が茶を用意し、彼に手渡した。
 隻腕で湯呑を受け取ると、目が見えづらい分、ぬくみや香りを楽しむように顔を近づけて検分してから響希はそれを口に運ぶ。
 おいしいと素直に告げられた感想に、どうにも調子が狂いそうだった。
 思えばこの場所、自身の私室に、峰津院大和はまともに誰かを通したことはなかった。
 大和と彼が伴なうケルベロスのほかは、この災厄が始まってから無遠慮にやまとの神経を逆なでに来るあの人外のものくらいか。
 部下が気軽に来るような場所ではないし、それは側近である迫真琴でさえも例外ではない。
「おかしな男だな、お前は。このようなことをして何になる?」
「思えば、大和のことロクにしらないなって思ったんだ。だから君と、ちゃんと話してみたかった」
「理解する必要など、」
「ないって大和は言うけど、必要なくても俺はそうしたい。個人的なわがままに付き合ってもらうのは悪いと思うけど…今なら少し時間はあるだろ。セプテントリオンは1日に1体。出る場所も時刻も大和たちは把握してるんだから」
 確かに本日の試練、メグレズは既にくだされている。
 大和がこうして司令室を離れていられるのも、それゆえだ。明日の作戦の采配も済んでおり、あとは翌朝を迎えるばかりであるから――大事をとった。
 響希に運悪く気づかれてしまった龍脈行使による負担、それを翌日以降にできるだけ持ち込まぬためだ。
 響希の、よくわからない望みに沿う必要は大和にはない。身体を休めることを己も彼も優先すべきだ。
 だが、以前から気にかかっていたことが大和にはあった。この奇妙な談話は、その回答を得る機会であるのかもしれない。
「よかろう。ただし、私からの問いにも答えてもらうぞ」
 テーブルを挟んで響希の対面の椅子に大和は腰を下ろす。
「いいよ。何でも聞いて」
 それを察して朗らかに響希が請け負う。こうして話すことが楽しくて仕方ないという様子だ。
「お茶請けを持ってきたけど無駄にならなさそうだね」
 そう言って響希は、テーブルの上に物を広げた。
 大和と共に私室に来る前に、『もってくるものがある』と一度別れて取りに行っていたものだった。
「茶碗蒸しははジュンゴから。味噌チョコはロナウドたちから。それから、」
 次々とテーブルの上に乗せられていく品物は、響希のもとに見舞いとして贈られたものだろう。
 やがて最後におかれた紙の箱に大和は少しだけ目を瞠った。
「タコやき。ケイタとヒナコが作ってくれたんだ」
 幼いころ、その食べ物がならぶ屋台を、大和は車窓から眺めたことがある。あれは自分には必要ないものだといわれ、そう納得していたけれど、まさかこんな所でまた目にかかるとは。
 だが、大和はかぶりを振る。これは響希のために用意されたものだ。自分に分けるということは、持ち込んだ者たちの意図を外れているのではないか。
「不要だ。これはお前がたべるべきものだろう」
「俺ひとりじゃ食べきれないよ。それにひとりで食べるのって侘しいから。付き合ってほしい」
 お願いという体をとられ、ここまできて固辞するのは却って器が狭いかと、大和は己に言い聞かせる。
「……わかった」
 了承を受けて響希がわがことのように笑って見せるから、大和の胸にはまた、あの奇妙なさざめきが浮き上がるのだった。
「おいしい?」
「それは態々聞く事なのか」
 響希と取り分けた食物を口に運んでいく。その都度聞いてくる彼に少し辟易して回答すると困ったように眉が下がった。
「いま、大和の顔がよく見えないから、さ」
 悪魔の介助もあり、響希自身も普通にふるまっているから忘れてしまいそうになるが、彼は今目が見えていないのだ。
「悪くは、ない」
 それでも必要のないことだとはねのけてしまうのはたやすかったが、大和の口は望まれるままに感想を紡いでいた。
「そう、じゃあ、くれたみんなにも伝えておくね」
 それはやめろ、というと、どうしようかな、などとはぐらかされる。
 青く生き生きと輝くひとみは、やはり見えていないことが信じられない美しさだった。大和にも美しいと思えた。
 この無為無価値な世界において、そうとはっきりいえるだけのものがどれだけあっただろう。人の美醜など皮一枚のこと、意味も興味もないものであったはずなのに。
「ほら、厨房によってあっためなおしてもらったのが冷めるから。はやく食べたほうがいい」
 奇妙な心地で食事の手がとまると、それを察したのか、響希が促してくる。
 大和は、最後の一品であるタコ焼きを口に運んだ。かつて大和にとって必要のないと断じられたもの、それは、
「……美味だ」
  素直にそう口にできる、暖かく得難い味がした。
「なら持ってきてよかった。みんなに改めてお礼言わなくちゃ。それにしても今大和がどんな表情してるのか見られないのが残念だ」
 今ばかりは響希が盲いてることに感謝するべきなのかもしれない。一瞬、ジプス局長にあるまじき気の抜けた顔をしてしまった自覚が大和にもあった。
「ほざけ」
 だから突き放すようなことを言う。それでも、響希が見透かしたように目を細めるのが見えてしまった。ああ、これでは口止めのつもりが却って弱みを握られたようなものだ。
 内心歯噛みする大和をよそに、響希はひと心地着いた様子で飲食を終える。
「さて、と。…大和、そろそろ色々聞いてもいい?」
「…構わん。それは既に了承した事項だ」
「じゃあ、まずは明日のセプテントリオンと対策、聞いてもいいかな」
 資料自体は後程響希の部屋に回す予定だが、明日については先だって聞いておくべきだと判断したらしい。
「明日のセプテントリオン――アリオトの出現地点は札幌のはるか上空。電離層に現れる」
「厄介だね。悪魔を使役してそこまで行かせられる?」
「不可能だ。ゆえにセプテントリオンとの直接交戦は想定しない」
 考える限りの最善として弾き出された作戦はこうだ。
 超遠距離攻撃ができる特別な悪魔を呼び出し、その一撃でもってセプテントリオンを打ち落とす。もっとも適切と判断された悪魔は、シヴァとカーマ。実行役として必要なのはシヴァのみだが、神話を再現することで確実にアリオトに命中させるため、カーマが囮として選ばれた。
 この二柱を召喚するべく、健康診断の際に生体データを取り、相性の良い召喚者を選んだ――のだが。
 シヴァのほうの召喚者は良い。九条緋那子は心身ともに健康であり、明日の作戦においても問題なくシヴァを呼ぶことが可能だろう。問題は伴亜衣梨のほうだ。彼女はメグレズ戦後に限界を超えた悪魔使役を行った影響で安静を必要としている。明日はまだ復帰できまい。
 無理にでも召喚させるという手もなくはなかったが、万が一にもシヴァにアリオトを撃たせるための目印と言えるカーマを呼び出せないという事態があってはならない。
 もうひとりの候補者として新田維緒という手も考えたが、彼女には翌日にまた別の役割がある。それは彼女にしかできないことであり、あたら霊力を消費させられない。
 ジプスにおいても相性を無視して高位の神魔を喚起させることが可能な術者はごく限られる。
 亜衣梨の代わりは大和が務める手はずとなっていた。力技で魔王をねじふせて使役することなど大和を除けばあとは可能であるのは響希くらいのものだろうが、彼の様子は見ての通りである。亜衣梨同様無茶の利かない状態だ。
「明日はお前たちの力を借りる必要はない。おとなしく待機していろ」
 作戦の概要を説明した後、そう締めくくると、響希は眉を寄せていた。そして暫く黙りこみ、考えるようなそぶりの後、静かに口を開く。
「なあ、大和。この作戦、札幌はどうなる?」
「……そこに気付いたのか」
「教えてくれ、大和。アリオトの特性はなんだ」
「悪魔すら容易に届かぬ電離層への出現。これは後への布石だ。アリオトの特性はその巨体……そして、残存。打ち落とされたアリオトは北海道に墜ちる」
 ここまでくれば隠し立てすることではない。大和は真実を口にする。
 即ち札幌を切り捨てると。
「ほかに、手は」
「ない。あれば初めからそちらを選択している」
「アリオトを移動させられない?」
「あれはタワーを攻撃目標としている。札幌のタワー電源を切れば他に目が行く可能性はあるが、本州にアリオトを落とすわけにはいかん」
「ターミナルを利用して残ってる人たちを避難させられない?」
「限定的に言えば可能だが、アリオト現出までに札幌全域に通告を出して住民を避難させようとすれば、間違いなく作戦に支障が出る。加えて、そうしてなお全員を脱出させることは不可能だ。結局は助けるものを取捨選択することになる」
「……っ、」
「これが最善だ。代案があれば受けるがな」
「それしか…ないんだな」
「意外だな。見捨てるのかと声を荒げるかと思ったが」
「大和を責めて札幌が救われるんならそうするけど。…そんな訳ない。それに、ここでこっちに落とせとかいえない。選べない」
 くしゃりと、泣き出しそうに顔をゆがめながらも、響希は泣き叫びはしなかった。
「だったら、共犯だ。札幌を犠牲にして助かる全員そうだろ。……悔しいけど」
 彼は何もかもを飲み込んで、時々見せる透徹とした表情を浮かべると、苦しげに、それでも確かに言い切った。
「あと三日だ。それで終わる」
 意思を定めて、なお、小さく震えて見えた響希の細い肩に、大和は己がらしくもないことを口にしている自覚はあったが、気づけばそう言っていた。
 響希は少し困ったような笑い顔を見せる。
「もしかして慰めてくれてる? でも、大和にとってはむしろそこからじゃないのか?」
 栗木ロナウド経由で、響希は大和の目的とするところをある程度知っている。それゆえに出てきた言葉だろう。大和は口の端を持ち上げて、傲岸な表情をかたちづくる。
「世界を己で変える意思、目的とする世界がないならば、あとは私に従うのみだ。したがう者にとっては三日後で試練は終わりだ」
「実力主義の世界……きみはどうして、その世界を望むんだ?」
「納得できる理由があれば、お前はおとなしく従うというのか」
「理由次第では妥協点が見つけられるかもしれないじゃないか」
 大和がひとを顧みず傷つけるなら自分が止めると公言している響希だ。
 妥協点を探るという時点で従えないといっているも同然だが、それでも根の善良さを思えば力づくではなく、言葉で大和を止めたいと考えているのだろう。
「それに、何も知らないで、ただ相手の望みを否定するようなこと、したくない。…自分の方が正しいって、話も聞かないのはただの傲慢だ」
「ようは何かしらの納得が欲しいのだろう? お前は。私は私の道をすでに定めている。それは容易くは揺るがん。お前の自己満足に付き合う道理はないが……」
「大和、」
 冷たいこえに、響希がいいすがろうとするのがわかった。フ、と大和は小さく笑う。彼には見えないと知っていたから。
「お前は実によく働く駒だ。その労に報いてやろう。ただし、くだらぬ情に流されるようなことにはなってくれるな」
 失望させるなよ、と、言外に前おいて大和は響希の問いに答えはじめる。
「私にとって、この世界は腐りきって見える。護る価値もないクズがのさばる、上も、下も、等しくだ」
 できるだけ平坦な声で告げたつもりであったが、それでもいくらかの熱が通うことは否めなかった。世界の変革を願う理由、それは大和の根幹を成す意思だ。
「だが、峰津院に選択肢はない。この世界を守り、その命を、最後の一滴まで国にささげることを強要されて生きる」
「大和、だから、君は…?」
 案の定、響希の瞳が揺らぐのが見えた。安い同情は必要ない。だから大和は静かにかぶりを振って見せる。
「勘違いするな。守ること、そのために命をささげること、それ自体に不満はない。耐え難いのは……守るべきものに価値がない事だ」
 無価値で腐りきったものを守るために、自分たちが存在しているなどと思いたくはなかった。
 世界を革め、守るに足る世界にできるならば、どれほど心安く使命に殉ずることができるだろう。
 大和の祖先はそうであったはずなのだ。守るべき価値があるからこそ命を投げ出して世界を守った。
 その誇りすら踏みにじられているようで、いきぐるしい。そんな苦しみもあと三日で終わる。
 正しく美しい世界を、ポラリスに拝謁して再生させるのだ。
「大和の見る世界には、ひとつも価値のあるものはなかったのか?」
 見えていない瞳を、それでも真剣に、響希は大和の方に向けてくる。
「きれいなものも、やさしいものも、あたたかいものも。何にもなかったのか?」
「思い当たらん。この力を、望まぬ形でふるう事しか許されぬ、不自由で息苦しいばかりの、そんな世界だ」
 一瞬だけ脳裏をよぎったのは、白い髪をした人外のもの。だがあれも大和をとうに見限って去って行った。
「……っ、」
 響希の青い星のような目が、つらそうに、かなしげに揺れていた。涙をにじませて、泣きそうな顔をしている。かける言葉を見いだせず、それでも心を痛めているだろうことはありありと解る。やすい同情など必要ない。だが、不思議と彼がいたんでくれることに不快は感じなかった。じわりと潤んだ響希の目元に、大和は指を伸ばしていた。
「くだらぬ情に流されるな、とそういったはずだが。…だがそうだな。響希、お前の目は、美しいな」
 不器用に涙をぬぐうその手に、響希は息をのむ。
「お前は強くうつくしい。甘すぎるところはあるが、その力と意思は認めてやろう」
 口にした大和は、どこか穏やかで喜ばしい顔をしていた。はじめて得た自分と並び立つもの。
「大和、きみの話を聞いて……君がそう決意するに足るだけの理由があるとわかった。けど、俺は、やっぱり君には従えない」
 かすかに震える声で、それでもはっきりと響希は決別を告げる。
「ああ、それでいい。お前はお前の理を持って、私の前に立ちふさがるがいい。私が間違っていると思うならお前が裁け」
 優しさからの同情で道を選ぶなどしてほしくはなかった。だから、響希の回答は大和を満足させた。
 思えば対等の敵すら大和の人生には存在していなかったのだ。
 久世響希。彼は数少ない、この腐りきった世界において価値があるものといえるのかもしれない。
「でも、一方的に君を裁くこともしない。俺が大和を止める。それから、価値のあるものを、大和に示すよ」
 凛と響く彼の声に大和の背筋は甘く震えた。ああ、ほんとうにどこまでも甘い。自分とは交わらない。だがどこまでも甘さを貫くというならそれもまた一つの強さだろう。
「お前は不思議な男だな。であって数日にしかならん。そんな人間の為に命を投げ出し、あるいは誠実に向き合おうとする。私はお前に聞いてみたかった。お前はなぜ、その身を誰かのために投げうてるのだ?」
 常々疑問に思っていたことだった。響希の献身はなぜなのかと。
「俺は大和ほど全体を見て判断できるわけじゃない。でもせめて手の届く範囲くらい守りたいし、できることはしておきたいんだ。後悔したくないんだよ」
「それだけなのか? そんな単純な理由で? その為にお前は腕と目を失ったのだぞ」
 欠落を意識させることは少ないが、今の響希の姿は痛ましい。
「時間は関係ない。みんな大事な仲間だし…俺はいっぱい取りこぼしている。…ジプスの局員さんたち、それにこの後は札幌の人たちも」
 ほかにもたくさんだ、と響希は泣きそうに言う。それからわずかに目を伏せて、
「それに、大和とか周りのみんなに限って言えばはじめてあった気がしないんだよね」
 不意に響希は妙なことを言い出した。彼がたまに志島大地と交わしている冗談のたぐいかとも思ったが、その表情はたわごとを言ってるようには思えぬ真摯なものだった。見えぬはずの青いまなざしが、大和のことを覗き込んでいるかのようだった。
「なあ、大和…俺たち、前にもどこかであった気がしない?」
 青く透き通る瞳の奥に深淵とした影と老成の色がみえる。大和もまた年に似合わぬと形容されることが多いが、それ以上に。響希の目の奥には幾千の時間が降り積もっているかのようであった。
「からかうな。私はまじめに聞いているのだ」
 そんなことはありえないと否定したかった。だから大和は、これを冗句であると決めつける。そうでなければ、響希は目の前にいるというのにひどく遠くなってしまいそうだったから。
 大和の言葉に響希はきょとんと眼を瞬いた後、
「ひどいな、俺だって真面目に聞いたのに」
 弱ったように苦笑をうかべた。その時にはすでに、目の奥の、大和をも畏れさせた時の陰りは消え失せている。
「まあ、それくらい大事だってことだよ。過ごしてる時間が濃いからね。何しろ世界の終わりを共に過ごしてるんだから」
「終わりではない。そのために私たちは戦っているのだ」
「わかってる。終わらせないためにも、どんな世界を選ぶにしろ、まずは最後まで生き残らないと」
 そこでひとつ響希はちいさなあくびをした。片腕であるから隠すのが少し遅れて、大和に見とがめられてしまう。
「そろそろ部屋に戻れ。明日はお前たちは待機だ。明後日に備えて身を休めておけ」
 大和は響希に退室を促す。なんだかんだといって随分時間を食ってしまった。
「大和は札幌行きなんだよね。向こうは寒いだろうし、あったかくしてくんだよ」
「ほざけ。防寒対策など済ませているに決まっている」
「気を付けていくんだよ」
「……いわれるまでもない」
「やまと」
「どうした、帰らないのか?」
 短くはあるがそれでも無視せず律儀に返事を返す大和に、響希はまるで名残をおしむみたいな顔をしてみせた。
「ここに泊まりたいって言ったら、困るよな」
「これ以上何がある。話すべきことは話しただろう」
「話すべきことが終わったからそうじゃないことが話したいんだよ」
 響希の酔狂に付き合う義理などもはやなかったというのに。どこかさびしそうに口にする一つ年上の少年を、
「好きにしろ」
 大和は何故だか無下にすることができなかった。

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